日本経営品質賞特選情報
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薬の安売りをしている店の棚を見てみると、ほとんど同じ成分の薬なのに、有名メーカーのものと無名メーカーのものでは値段が倍以上も違うことがある。有名メーカーは、自社で長い時間をかけて研究開発と臨床検査を行って商品の形にする。膨大な開発費用を組み入れて商品価格を設定するため、高価になってしまう。そのかわり6年間は独占的に製造・販売する権利を持っている。一方、無名メーカーは、その独占期間が過ぎた後、「ゾロ品」と呼ばれる、似たような製品を製造する。すでにある研究成果を利用するわけだから、開発期間・費用とも少なくてすむのは当然。価格も大幅に安くできて当たり前だ。 メーカーが無名といっても、成分が同じなら効き目に違いはないはず。ならば消費者にとっては安いほうがいい。さらに、小売店にとっても、仕入れ値が安いゾロ品は、先発メーカー品より安く売っても、なおかつかなりのマージンを上乗せすることができる利益率の高い商品。だから薬店は、一般にゾロ品を買わせたがるのである。